父親の愛人と間違われ…
いまから5年前まで東京のはずれで単身赴任の父親と2人暮らしをしておりました
(このとき家賃分貯金しとけばよかったと今痛烈に後悔)
私ののんべえの血は間違いなく父親
ほとんど実家や出張ばかりで東京の家はほぼ私1人暮らし状態だったのですが、
給料日前などお金がないときには日曜の夜によく父親にご飯をおねだりしたものだ
父親が好む店なので、ちょっと小料理屋的な感じで安居酒屋とは別格
父はスポーツ新聞を片手に、私はいちおうお財布は持っているものの
出す気配もないし、コートもポッケに入れっぱ状態で店内に入店
お店では携帯ばかりいじる次第
会話は、実家の犬の話、妹の話などなど
差しさわりのない会話
“お父さん” “お母さん”など家族キーワードを勿論使って
変な関係だと疑われないように気をつけて会話してたつもりなのに…
ある日のこと、お会計時に
父のこと「お父さん!」と呼び止めたことで
店員さんがハっ!とした顔で
「親子だったんですね~…」と
父も私も爆笑し、
私はお店から出た後すぐに母に電話し経緯をはなすと
「うちの●●(父の名前)がお世話になってます~♪」
って母もそれにのって私に返してくる
(我ながら実に明るい家族だ…w)
土地柄交差点には客引き中国系の女性がよく立っているところだったので
奇しくも私は何度も通っているその店の従業員にそちら系の子として見られていたのである…
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父が定年をむかえ、同居生活解消時
引越の為に母が上京、お手伝いしてくれたとき
3人で仲良くその店にいったときに
またもや店員には
「本当に親子だったんですね~!」
母親の存在を見てやっと信じたんかい!
まだまだ私は愛人か、商売女だと思っていたのね・・・(泣)
いや~、いま思うと本当に不本意
こんな記事をみたもんだから
変に思いだしてこのブログを書き始めたのですが、
父と暮らした数年は今となっちゃとっても貴重な経験
年頃の娘と暮らすこと...
いや~父も大変だったのではないかな?と今更想像
洗濯機には自分の下着とからまってる娘のTバック(笑)
排水溝にたまった毛も掃除しなきゃならん父
親子大喧嘩ゆえのポストイットでの会話
→夏休み等の長期休暇で実家家族集合のときに仲直り
なぜか東京への帰りは別々
定年を迎え、毎日が日曜の生活をしている現在の父
働いていたときの父と母の形勢逆転
現在は母がすべての実権を握っているような我が家
父には長生きしてほしいもんです。
なんも締まりもなくてすんません。。。(笑)